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オウンドメディア、ネイティブ広告、コンテンツマーケティングに関する話題をお届け。株式会社はてなが運営しています。

地域と一緒に北海道の魅力を伝えたい 「Yorimichi AIRDO」が挑戦する自社、ライター、地域を巻き込んだメディア作りとは

はてなブログMedia(オウンドメディアCMS) 事例 インタビュー ピックアップ

「北海道の翼」をキャッチコピーに、北海道と日本各地をつなぐ株式会社AIRDO様。昨年12月に立ち上げたオウンドメディア「Yorimichi AIRDO」では、北海道の魅力を地域と一緒に発信しています。

リリースして1本目に掲載したセイコーマートの秘密に迫る取材記事は、800以上のはてなブックマーク数、2万以上のFacebookシェアを集めて反響を呼びました。

自社や人気ライターさん、そして地域を巻き込みながら、北海道の魅力を伝える「Yorimichi AIRDO」の誕生秘話と今後について、営業部販売促進グループの江藤一也様、山田遥様に語っていただきました。

「旅のよりみちをお手伝い」するYorimichi AIRDOの狙い

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(上写真、左より):株式会社AIRDO 営業本部 営業部 販売促進グループ 江藤一也様、山田遥様


__それでは、自己紹介をお願いいたします。

江藤様 株式会社AIRDO 営業本部 営業部 販売促進グループの江藤です。当グループの主な業務はセールスと販売促進の2つです。セールスでは企業や旅行会社、自治体をまわって営業活動をしています。販売促進ではキャンペーンや機内誌、ホームページの管理も行っています。

山田様 同じく営業部販売促進グループの山田です。私はSNSなどのWEB系がメインで、FacebookやLINE、メールマガジン、ホームページを担当しています。

__「Yorimichi AIRDO」を始めた目的をあらためて教えてください。

江藤様 大きく分けて3つあります。1つ目は北海道の魅力を伝えることで、間接的にAIRDOに興味をもってもらうことです。

2つ目は地域社会への貢献です。弊社は経営方針のなかでも「地域社会と共に発展すること」を掲げており、Yorimichi AIRDOでも地域と一緒に北海道の魅力を伝えています。

3つ目はLCC(格安航空会社)や大手航空会社との差別化です。これら3つの目的を元に情報発信を続け、結果的に公式サイトの流入を増やしたいと考えて、昨年4月28日にYorimichi AIRDOの前進となる「AIRDO旅行記~公式ブログ~」をはじめました。

__最初は、公式サイト内のコンテンツとして開始したんですよね。その後「Yorimichi AIRDO」にリニューアルするまでの経緯を教えてください。

江藤様 AIRDO旅行記は、公式サイトと切り分けない予定だったんです。最初は他社が出しているガイドマップのようなコンテンツではなく、人気ライターさんと一緒に長文のテキストで地域の魅力を伝えたら面白いんじゃないか、という話からはじまりました。

ただ、取材を進めると旅行記だけでは紹介しきれない、深掘りしたい要素がたくさんあると思いまして。それならコンテンツを拡充して、公式サイトでは捉えきれない見込み客が訪れるサイトにしたいと考えてリニューアルを決めました。

__「旅のよりみちをお手伝い」というコンセプト、また「旅」「航空」「北海道」と3つのテーマを設定した背景を教えてください。

江藤様 「Yorimichi AIRDO」という名前は、山田さんが名付け親なんです。

山田様 そうなんです!「思いがけず、よりみちした場所での発見が人生をより豊かにする」という想いから出しました。小学生が、学校の帰りによりみちして宝物を見つけるような感覚を大事に、読者のよりみち先を紹介したいと思っています。

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江藤様 テーマは、シンプルですが「旅」「航空」「北海道」が弊社に必要な3本柱だからです。旅では出張や帰省、家族旅行など色々な切り口を紹介したいなと。航空ではマニアックな情報なども紹介していきたいです。北海道では「北海道の翼」ですから、地域に根ざした情報発信が不可欠だと思っています。

__「航空」をテーマに設定するのは、航空会社のオウンドメディアならではですよね。空実ちゃんや客室乗務員に関する記事は、独自性があるなと思っていました。

江藤様 社内調整が大変な場面もあるのですが、弊社しか知らないことを積極的に発信していきたいです。

yorimichi.airdo.jp

__北海道だけではなく仙台や名古屋の記事もありますが、どういう基準で街を選定しているのでしょうか。

江藤様 AIRDOの就航地にあわせて、街を選定しています。羽田と北海道間の運航だけではなく、札幌(千歳)から仙台・名古屋(中部)・神戸・岡山・広島にも就航しているので。北海道に住んでいる方が旅行に向かう際にも、楽しめる記事を出していきたいです。

__記事制作にあたり、ターゲットは決めているのでしょうか。

山田様 ターゲットは「ファミリー」としています。家族という意味ではなくて、ひとりひとりが家庭や職場では違う側面をもっているじゃないですか。それぞれの側面ごとに楽しめる情報を出したいと考えてターゲットをファミリーにしました。

__媒体のKPIはどのように設定しているのでしょうか。

江藤様 現状は、ページビュー数と公式サイトへの流入数を指標としています。ただ、これは暫定的な指標だと思っているので、運用しながら最適な指標を立てていきたいなと考えています。

__目標は、記事ごとにたてているのでしょうか。

江藤様 各記事で目標ページビュー数とシェア数は設定しています。その合計値を考えながら、月間の目標を立てています。

メディア未経験の二人、外部のライターさんと一緒にメディアの方向性を詰めてきた

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__日々の運用体制、企画会議について教えてください。

江藤様 セールス業務と兼務しながら、私と山田さんの2名体制でやっています。企画会議は、週1回で旅・航空・北海道のテーマからぶれないようにネタ出しをしています。二人とも北海道内に担当エリアをもっているので、自治体や企業からの情報も参考にしていますね。

__普段の営業活動を通じて得た情報を元に、記事を出していくのは、まさにオウンドメディアらしい情報発信ですよね。

江藤様 そこは、普段から北海道内を営業でまわっている私たちだからできる切り口だと思います。ターゲットはファミリーですが、メインで狙いたいのは20代~30代なので。ある意味自分たちが知りたいことを純粋に追求しています。私は北海道歴が浅いので、読者と一緒に北海道を知っていくイメージですね。

__さえりさん、カツセマサヒコさんなど、前身のAIRDO旅行記の頃から、人気のライターさんを起用していますよね。ライターさん探しはどのように行っているのでしょうか?

江藤様 Twitterや各種メディアから、頼みたい人を探して企画会議に出しています。可能な限り、今まで北海道に行ったことがない方や、北海道出身で首都圏にいる方、特色がある北海道在住の方にお声がけするように意識しています。

私たちはメディア運営を専門にやってきたわけではないので、ライターさんたちからも色々なアドバイスをもらいながら一緒に媒体をつくってきました。

さえりさん(@N908Sa)、カツセマサヒコさん(@katsuse_m)には立ち上げ時からお世話になっており、記事執筆だけではなくWEBメディア運営について、いろいろとアドバイスして頂きました。特にさえりさんには、記事が1本もない状態から協力していただましたので足を向けて寝られません。今のYorimichi AIRDOがあるのはお二方のおかげです。

__外部のライターさんを巻き込みながら、記事内容だけではなくメディアの方向性も詰めてきたんですね。

江藤様 そうですね。いま紹介したお二人方のほかにも、帯広出身の佐々木ののかさん(@sasakinonoka)や遠軽出身の永田優介さん(@nuts612)などに助けていただきながら、地元北海道の魅力を一緒に発信しています。

__取材場所のアテンドやアポ取りは、すべて江藤さんと山田さんがやっているのでしょうか。

山田様 いまはライターさんにお願いするパターンもあるのですが、最初は基本的に全部自分たちでやっていました。スケジュール調整、記事の編集、記事ができた後の各所への確認作業も自分たちでやっていましたね。

__企画出し、ライター探し、取材同行までを自社でやっていたのはすごいですね。

企業名ではなく個人名で伝えるから、親近感がでる

__Yorimichi AIRDOは、顔出しの記事が多いと思うのですが、ライターさんを探す際に意識しているのでしょうか。

江藤様 はい、基本的に顔出し必須で記事をお願いしています。なので、ライターさんを探すときもTwitterや過去の記事で顔出しをしている方に依頼している状況ですね。あわせて、ライターさんにだけ顔出しをお願いするのは不公平なので、自分たちも顔出しでやっています。

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出典:「【新千歳空港で100人に聞いた】家族に買って帰る北海道のお土産人気ランキング


__顔出しを基本必須にするのは、どういう狙いなんでしょうか。

江藤様 親近感を大事にしたいという想いですね。SNSは、もともと個人間のコミュニケーションツールじゃないですか。そこに企業が入るのは違和感があることだと思っていて。プロモーションとして企業が入る場合でも、個人として発信する方が良いのかなと考えています。

__なるほど、「どうもAIRDOです」ではなくて「AIRDOの◯◯です」と個人名まで出していこうということですね。

山田様 顔出しの重要性は、Facebookページの運営でも実感しています。私は、去年4月に営業部に異動してきて、Facebookページの担当になったんですが、「新しい担当の山田です」と顔出しで自己紹介をした時に「山田さんよろしくね」とコメントがありました。

その後も、月1回くらいは名前と顔が出ているのですが、最近は営業先ではじめて会った人にも「FacebookページやYorimichi AIRDOの記事を読んでるよ」と声をかけてもらえる機会があって、とてもありがたいです。

__顔出し以外に「このライターさんに頼みたい」と思う基準があれば教えてください。

山田様 最終的には自分たちが読んで、このひとの記事は面白いと思えるかどうかですね。

江藤様 やっぱり読者視点が一番なので、ライターさんのTwitterや過去の記事をみて面白いと思えるかを意識しています。

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__誰に何を書いてもらうかは、どう決めているのでしょうか。

江藤様 いろいろなパターンがありますね。ライターさんの特徴にあわせてネタを考える場合もあれば、まだ紹介していない場所ベースで企画を考えることもあります。

__どのようにライターさんと企画内容を詰めているのでしょうか。

江藤様 大きくわけて2つのパターンがあります。まず、色々な場所をまわる旅日記形式の記事は、私たちとライターさん、それぞれが行きたい場所をリストアップしてから日程を組んでいます。その後、私たちで自治体の方にアテンドをお願いしたりと取材に向けた調整をしています。あとは取材内容に応じて柔軟にやっていますね。

もうひとつは、取材先と記事内容をきっちり決めるパターンです。例えば、焼きそば弁当やセイコーマートの記事がそうなんですが、どちらも取材対象はこちらで決めて、どう取材するかはライターさんにアドバイスをもらいながら詰めていきました。

__ひとつは、当日の雰囲気や取材内容に応じて柔軟に。もうひとつは、テーマをしっかり決めて詰めていくという形式ですね。

江藤様 一応、どちらの形式でもターゲットやキーワードをまとめた記事構成シートを事前に作っています。それを元にライターさんと一緒に企画内容を詰めてから取材日を決めています。

「なにそれ」という読者目線の発見がネタにつながる

__12月のリリース時に公開した「セイコーマート」の記事は、800以上のはてなブックマークを集めて反響を呼びました。こうした北海道ならではのニッチな紹介も面白いですよね。

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出典:「北海道のコンビニが全国1位!大手コンビニが勝てない「セイコーマート」の秘密に迫る


江藤様 北海道では当たり前のことでも、道外の人にとっては「そうなの?」と驚かれるようなローカルフードやルールが結構あるんです。私は関東出身なので、道外から来てるからこその発見をネタにしたいと考えています。山田さんは、北海道の北見市出身なので「江藤さん、そんなことも知らないんですか。北海道では普通ですよ!」というやり取りがいつも行われています(笑)

山田様 会話がもうネタ探しみたいな感じになっていますね。

江藤様 「なにそれ」というのは「ネタになるね」だと思うので、良いバランスが保てている感じがします。

yorimichi.airdo.jp

__ちなみに最初にセイコーマートを取り上げたのは、何か理由があるのでしょうか。

江藤様 それはやっぱり北海道民として日々お世話になっているので、恩返しみたいなものですよ。

山田様 私は、実家のすぐ近くにセコマ(セイコーマート)があるので毎日行っていて。北海道にしかないことは知っているものの、道外の人が存在を知らないのが本当に驚きなんです。そんな話を江藤さんとしているなかで、最初の記事はセコマの記事が良いねと決めました。

江藤様 私も北海道に来るまでは、セイコーマートについて知らなかったので、どういう経緯で広がって、なぜこんなに愛されているのか、ホットシェフ(店内調理のオリジナルブランド)って何なんだとか色々な疑問が湧いてきて、それが潜入取材につながりました。

あとは、北海道色が強いという意味で弊社とも共通点が凄くあるなと。私たちは「北海道の翼」ですが、セイコーマートは「北海道のコンビニ」じゃないですか。似ているコンセプトだと思ったので、今後の記事制作にも参考になると思いました。

__セイコーマートさんの他にも、東急ハンズさんなど他企業を巻き込んだコンテンツ作りをしていますよね。

山田様 東急ハンズの記事は、私が担当しています。自分たちでリサーチできる範囲には限界があるので、他企業も巻き込みながら深い情報を出していくのがコラボの狙いですね。

この記事は最初、旅行グッズを紹介するだけの企画だったのですが、東急ハンズの担当者の方と相談して、コンセプトの「航空」につながるように機内でも使えるグッズを紹介しました。

yorimichi.airdo.jp

__東急ハンズさんには、どのように協力をお願いしたのでしょうか。

山田様 メディアが立ち上がる前に話に行ったのですが、メディアの概要を説明しつつ、旅に便利なグッズを紹介したいとお願いしました。メディアをきっかけに関係が深まったので、他企業とのコラボもオウンドメディアの成果なのかなと思っています。

江藤様 北海道の色々な場所を周って記事を書くだけだと、いつかネタが尽きるので。「旅」というテーマの中でもお土産や便利グッズなど、幅が広がるように考えています。

地域が届けたい情報をうまく吸いあげて発信したい

__今まで掲載した中で、特にお気に入りの記事や印象に残ったエピソードを教えてください。まずは山田さんからお願いします。

山田様 本当に全部がお気に入りなんですが、あえて言うならカツセマサヒコさんと一緒に行った札幌旅行記ですね。お店への取材交渉も私たちでやっているのですが、私はこれまでメディア運営に関わったことがなかったので、この記事が外部のひとたちと交渉するはじめての体験だったんです。

企画書とプレスリリースをもって事前に取材交渉をして、「よし!人生ではじめて取材のアポをとったぞ」といきこんで当日お店にいったら閉まってて……。

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取材当日のことを思い出す、山田さん


__それは印象に残りますね(笑)

山田様 どうしてもお店を閉めなきゃいけない理由があったそうで仕方がないんですが、調整の大変さをはじめて味わった記事ですね。

__すごい体験でしたね。次は江藤さん、印象深い記事を教えてください。

江藤様 全部の記事に何かしら関わっているので、本当に難しいですね。ライターさんに申し訳なくて決められない。みんな好きで……。と前置きしつつ、あえて取り上げるなら「AIRDO旅行記」で最初に掲載したさえりさんの記事ですね。

1本目の記事は、参考にできる実績がないので本当に手探り状態でした。ただ私の場合は、各エリアの自治体の方々とつながりがあったので「いま帯広のどこを紹介したいですか?」とヒアリングをしながらスケジュールを組みました。

yorimichi.airdo.jp

__自治体の方々を巻き込んでいくのは、これまでのつながりが活きる良い方法ですね。

江藤様 自治体の方々に協力頂いたことで、取材の調整がとてもスムーズに進みました。自分たちで電話するよりも、やっぱり現地にいる自治体の方が「AIRDOさんの取材をやらせてください」と声をかけたほうが信頼性が高くて非常にありがたかったです。

あと取材に同行いただいた自治体の方から、「ライターの方は着眼点が違う」と言っていただいたのが印象的で。さえりさんが、帯広編の記事で幸福駅のなかにあるWi-Fiスポットを取り上げたのですが、「Wi-Fiスポットあるんだ」という着眼点に、自治体の方が非常に関心されていたのが印象的でしたね。

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出典:「【前編・帯広観光完全マニュアル】1泊2日で思いっきり帯広を堪能してきた(さえり)


__自治体の方にとっても、ライターさんの目線が参考になるということですよね。

江藤様 そうですね。あと、もうひとつ印象的だったのが旭川の記事で、馬場ホルモンというお店を紹介したんですが、普段は取材が困難なお店らしいんです。でも、「市役所の人からのお願いだったら良いよ」と取材を受け入れてくれました。

__常連さんの頼みだったら断れないよということですね。

江藤様 やっぱり、地元にいる人、市役所の人、観光協会の人しか知らない情報がたくさんあるなと実感しています。営業として色々な方と付き合いをするなかで、情報発信するツールがない、または情報発信しても届かないと地域の人たちが悩んでいるのを感じていて、ずっと課題意識があったんです。

なので、Yorimichi AIRDOでは届けたい情報を私たちがうまく吸いあげることで、良い形で地域の情報を発信していきたいと、すごく感じています。

yorimichi.airdo.jp

__それは、地域の人たちにとってもありがたいことですよね。

江藤様 それこそ旭川の記事は、市役所の方から取材してほしいと依頼をうけたのがきっかけだったんです。

山田様 さえりさんが書いた帯広編の記事を読んで、ぜひ取り上げてほしいと連絡があって。

江藤様 ただ、旭川市役所の方は、さえりさんが来ると思っていたらしく、カツセさんが取材に来て「美人ライターじゃないのかよ!」とツッコミをうけたというオチが……。

山田様 あれは面白かったですね(笑)

江藤様 あと、個人的に印象深いのは「江藤を探せ」という裏企画ですね。帯広編、釧路編、網走編とさまざまなエリアをさえりさんと紹介したのですが、全部の記事にこっそり私が登場しています。顔が写っていない記事でも、見切れていたりするのでぜひ探してみてください。

最近のものだと、カツセマサヒコさんと一緒に身体を張ったジュエリーアイスの記事がおすすめです。30を過ぎたおっさんたちの全力の遊び感ってやっぱり良いですよね。

yorimichi.airdo.jp

__はてなブックマークでも「男はバカで最高な生き物」とコメントがついてましたね。

江藤様 あの記事も本当に大変で、寒い時期には北海道に絶対いきたくないというカツセさんを「ジュエリーアイス綺麗だから!」と説得して連れて行ったのに、まさかの悪天候で……。結果的に力技で記事にしました。

__ちょっと意地悪な質問ですが、このほかに印象深いトラブルなどあったりしますか?

江藤様 印象深いトラブル……。

山田様 トラブル……。

江藤様山田様 本当に印象深いトラブルは、全部書けないですね!(笑)

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__いろいろなトラブルを乗り越えながら、ここまで来たのがすごく伝わりました(笑)

ライターさんが書きやすいCMSを使いたい。はてなブログMediaを選んだ理由

__Yorimichi AIRDOへのリニューアルにあたり、はてなブログMediaを採用いただいた理由を教えてください。

江藤様 AIRDO旅行記は、公式サイト内のコンテンツとして展開していたので、運用上の問題があり記事の完成から公開までのタイムラグが発生していました。またオウンドメディア用のシステムではないので、情報の拡散に向いておらず、記事のシェアがしづらいなどの課題がずっとありました。

最初は、WordPressで作ろうと思ったのですが、よりオウンドメディアに向いているCMSを探そうと考えた時に、はてなブログMediaを見つけました。

__導入の決め手はなんだったのでしょうか。

江藤様 決め手になった一番の理由は、私たちの参考にしていたオウンドメディアがはてなブログMediaを導入していたことですね。あとはAIRDO旅行記の時から協力していただいていた、カツセさんが使いやすいと言っていたのも大きいです。

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__ライターさんから使いやすい、と言ってもらえるのは素直に嬉しいです。

江藤様 結局、ライターさんが書きやすいCMSを使った方が手間にならないかなと思いました。運用側が使いやすいのも大事ですが、実際に書くのはライターさんなので。

アプリから作業できるのも良いですね。私たちは出張が多くて移動時間も長いので、スマートフォンで記事の確認作業ができるのは助かっています。北海道内の移動時間を有意義に使えるなと感じています。

__アプリは、今後もより使いやすくなるように開発を進める予定です。

江藤様 あとはメディア運営自体がはじめてだったので営業部によるサポート体制もありがたかったです。オウンドメディアに必要な仕様は何か、やりたいことが技術的にできるのかなど、はてな営業部 ビジネスディレクターの西川さんに丁寧にサポート頂けたのは本当に助かりました。

取材に同席していたはてな西川 リリース時に、Facebookで江藤さんから感謝のコメントをいただいて、うれしくて思わず家族に共有しました(笑)

江藤様 技術的なことが本当にわからず、かなり基礎的なことから質問してしまったのですが、いろいろな事例を見せながら丁寧に説明いただいたので助かりました。なので私たちとしては、はてなブログMediaを使えば、技術的なことがあまりわからない企業でも、オウンドメディアを構築できると言いたいです。

__最後に、Yorimichi AIRDOで今後やってみたいことや展望を教えてください。

江藤様 まずは、もっと色々なライターさんと仕事をしていきたいですね。すでに頼みたいライターさんが何人かいるので、その方たちに見合った企画を考えていきたいです。

あとは個人的な想いですけど、Yorimichi AIRDOで紹介したルートを元に旅行商品ができたら良いなと思っています。実際にその場所に連れていくことは弊社の事業目的でもありますし、いつかはリアルとつなげていきたいです。ライターさんにいろいろな場所を体験いただいて、そのルートを読者とまわれたら最高に面白いじゃないですか。

__ありがとうございました!オウンドメディアを活かした新しい取り組み、私たちもとても楽しみにしています。

自社や人気ライターさん、そして地域を巻き込みながらメディア運営を続けるYorimichi AIRDO。その背景にあったのは、地域と一緒に北海道を盛り上げたいという熱い気持ちでした。今後、どんな地域の魅力を取り上げるのか、引き続き更新が楽しみです。

はてなブログMediaを利用したオウンドメディア構築をお考えの企業様は、以下よりお気軽にお問い合わせください。

企画・制作:はてな
執筆・写真:武富陵一郎