企業のブランド価値を高め、見込み顧客にリーチするために「オウンドメディア」を活用する企業が増えています。
その中で、オウンドメディアの運用開始後によくある悩みとして「集客」に課題を覚えるケースは少なくありません。運用開始から時間が経過した後でも、自社SNSや保有サイト経由だけではコンテンツを十分に拡散できなかったり、新しい読者層を獲得できないといった課題を抱えるケースも多く見られます。
オウンドメディア施策の成果や価値を向上させるためにも、一定の読者数やページビュー数を目に見える形で増加させることは、オウンドメディア運営者の共通課題の一つです。
はてなで提供しているオウンドメディア運用の支援サービス「はてな MediaSuite」ではオウンドメディアの計画から流通、運用、分析と改善までをトータルで行っており、流通施策として「はてなブックマーク」のネイティブ広告を含む外部媒体を活用した流通チャネルの提案も行っています。
そこで本記事では、はてなのサービス「はてなブックマーク」を活用した集客方法について紹介します。
オウンドメディアの立ち上げ・運用を支援します
はてなでは、ブログサービスやメディア運営のノウハウを活かし多くの企業のオウンドメディア支援を行っています。オウンドメディアの計画から記事制作、システム、集客、分析まですべてをサポートします。オウンドメディア立ち上げをお考えの担当者様や、運営中でお悩みを抱えている担当者様はぜひ一度ご相談ください。
はてなブックマークとは?
インターネットで話題性の高い記事を見つけられる場として、2005年のオープン以来、ネットユーザーからの高い人気を集めるソーシャルブックマークサービスです。ユーザーのブックマーク情報を元に、独自のアルゴリズムでネットで話題のコンテンツが自動抽出され、情報感度の高いユーザーが集まる、ソーシャル拡散の起点となっています。
はてなブックマークの特長
はてなブックマークはお気に入りの記事やコンテンツをURL単位で保存(ブックマーク)できるサービスです。そのため、ネット上での情報収集・保存・共有のための定番ツールとして利用されています。
ブックマーク数の伸びが高いページをシステムが自動分析し、はてなブックマーク上の表示優先度が決まります。またはてなブックマークではブックマークした記事へのコメントをつけることもでき、他ユーザーの意見などを知ることができる情報コミュニティとしての側面もあります。
投稿したコメント付きでブックマークした記事をSNS上でシェアすることもできるため、注目されているコンテンツのソーシャルシェアが自然と発生しやすくなります。
広告媒体としてのはてなブックマーク(はてなブックマーク ネイティブ広告)
はてなブックマークは、読者に自然と受け入れられやすいネイティブフォーマットの広告を用意しています。
ユーザーはストレスなく情報に触れることができるので、誘導先に対する信頼性は高まり、積極的なソーシャル拡散やブランド価値の向上が期待できます。
はてなブックマーク ネイティブ広告の特長
はてなブックマークのネイティブ広告は、インフィード型ネイティブフォーマットで提供しており、コンテンツになじむ形で違和感なくユーザーに情報を届けられます。
また、出稿時の誘導先は単なる販売ページ等への遷移はできず、記事コンテンツ等に限定しています。はてなブックマークは「今、インターネット上で話題のコンテンツをみることができる場所」であるため、ユーザー体験を担保できるよう、いわゆる獲得系のランディングページでの利用は制限し、あくまで「ユーザー体験を損なわず、むしろ新しい発見ができるコンテンツ」として提供ができるようネイティブ広告を活用いただくようにしています。
結果的に、誘導枠から記事コンテンツに触れたユーザーが、自然と他のソーシャルメディアへのシェアなどを行ったり、はてなブックマークのコメントを行うなど、はてなブックマークの広告枠からの集客だけでなく、ソーシャル拡散やブランド価値の向上が期待できます。
他にも、コンテンツとしてユーザーの目に触れる広告のため、広告審査規定も細かく設け、掲載記事の選定やクリエイティブのアドバイスなども行っています。各詳細を知りたい方は、以下よりお問い合わせください。
【用語・定義解説】
ネイティブ広告……デザイン、内容、フォーマットが、媒体社が編集する記事・コンテンツの形式や提供するサービスの機能と同様でそれらと一体化しており、ユーザーの情報利用体験を妨げない広告を指す概念。コンテンツフィードの間に挿入されるインフィード広告、コンテンツレコメンデーションウィジェット内に表示されるレコメンドウィジェット広告、タイアップの一類型である編集記事と同じ体裁のスポンサードコンテンツが代表的
インフィード広告……ネイティブ広告の一種で、記事・コンテンツと体感のあるデザイン、フォーマットで設置された誘導枠を指す。インフィード広告は下位区分として「媒体内誘導型」「外部コンテンツ誘導型」「フィード内表型」の三つに分類され、はてなブックマークのネイティブ広告は「外部コンテンツ誘導型」にあたる
外部コンテンツ誘導型……媒体社もしくはプラットフォーマーが提供する記事・コンテンツと一体感のあるデザイン、フォーマットで誘導枠を設置し、媒体社・プラットフォーマー内とは別に設置される外部コンテンツ(例:記事コンテンツ、ランディングページ等)へ誘導する形式を指す
はてなブックマークのネイティブ広告活用はあくまで手段の一つ
ここまで集客課題を解決するための手段として、はてなブックマークのネイティブ広告について紹介をしてきました。
冒頭でもお伝えした通り、オウンドメディアの運用をする中で、集客課題を抱くケースは多いです。公開したコンテンツ(記事)の効果を最大させるためにも、オウンドメディアの計画段階から「記事の流通をどうするか? 」という点は検討しておく必要があります。
その手段として、はてなブックマークのネイティブ広告の活用は一つの解決策となるかもしれません。ですが、必ずしも全てのオウンドメディアにおいてはてなブックマークの活用が適しているかと問われると、そうではないと考えています。
オウンドメディアの主な流入経路としては
- 検索
- SNS(自社アカウント、広告運用)
- 広告
- 外部配信(SmartNewsやLINE NEWSなど)
- 既存顧客向け媒体(メールマガジンなど)
- Google Discover
などがあり、オウンドメディアのターゲットや提供している情報によって、注力すべき・注力したい流入経路は異なるはずです。そのため、自社のオウンドメディア戦略の中で最適な流通チャネルはどこか? をまず検討するようにしましょう。
その上で、はてなブックマーク ネイティブ広告は情報感度の高いユーザーにはてなブックマーク上でリーチできるほか、ソーシャル拡散の起点としての活用も期待できます。オウンドメディアの集客に課題を覚え、新たな流通チャネルを模索しているという場合には、一度はてなブックマーク ネイティブ広告の活用を検討してみてはいかがでしょうか。
また、こうしたニーズを考える上でも、オウンドメディアの運用では戦略の策定や運営の指針となる「ペルソナ」「カスタマージャーニー」の策定は重要です。「はてな MediaSuite」ではペルソナおよびカスタマージャーニーの設定を含めた実施計画書の用意ほか、サポートをする中で最適な流通チャネルを提案しています。
集客を含む、オウンドメディア運用で何らかの課題を抱いている方は、はてなのオウンドメディア支援サービス「はてな MediaSuite」のご活用もぜひご検討ください。サービス説明は以下より無料でダウンロードいただけます。