はてな営業部では、2017年からCMS「はてなブログMedia」導入企業様をお招きしたクローズドイベント(懇親会)を定期開催しています。
通常は「はてなブログMedia」の開発計画の共有と、導入企業のオウンドメディア担当者様による「社外秘LT」で構成されるため、公にできる情報がなくレポートもできていないのですが、2020年7月にオンライン開催した最新回では、ゲストにWebマーケターの日西愛さんを迎えて「オウンドメディアのTwitter運用テクニック」についてお話いただいたので、その様子をビジネスブログで少しだけご紹介します。
「初めてでも大丈夫!オウンドメディアのTwitter運用テクニック」
スピーカー
Webマーケター 日西 愛(ひにしあい)氏
Twitter @sunwest1 / http://hinishi.com / http://ai.hatenablog.com
本業はSEOやWebマーケの非常勤ライター。メディアのTwitter運用支援も。日本酒とワインとビールと美味しいご飯が全ての活力源。特技はカラオケ芸。好きな音楽はヴィジュアル系。
ユーザー像や目的を明確に
Twitterアカウントの運用において「このアカウントは何が目的で」「どんなユーザーに」「どういった行動をしてほしいのか」といったことが曖昧なまま運用されているケースが多いそうです。まずは「どんな人にどんな価値を与えるアカウントなのか」をパッと言えることから始めることが大事という日西さん。
また、企画書や提案書づくりのフレームワークである「CTPT」を用いて情報を整理することも有用だそうです。CTPTとは、「C:コンセプト」「T:ターゲット」「P:プラン」「T:ツール」を意味し、目的や背景、ターゲットや実行の方法論などを整理するためのものです。
Twitterアカウント運用における「コンセプト」と「ターゲット」は、以下例のように言語化することができます。
データ分析
一定の投稿数がストックされてきたら、投稿をジャンルに分けて傾向をつかむことがおすすめとのこと。その際RTやいいねの「数」ではなく「率」を確認することで、ユーザー行動が見えてきやすくなり、「平均」ではなく「中央値」で見るほうが正しい現状把握に役立つそうです。
また、見えた数字から以下のように仮説を立てて、次回の投稿に活かすことが大切とお話されていました。
自社に合うパターンを探す
次に、狙うターゲットから評価されている・人気のアカウントの投稿を分析し、自社アカウントに合うパターンがないかPDCAを回していくことが大事だそうです。実際に投稿のやり方でどのくらい反響に差が出るのかなど、具体的な事例を用いてお教えいただきました。
重要なのは、投稿された内容に対する言及などをしっかり確認すること。仮説の通りターゲットが反応しているかなどを見ていくことで、精度を上げたり、自社アカウントにおける最適解を見つけていけるような運営をおすすめされていました。
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日西さんに当日お話いただいた具体的なデータやTipsについてはクローズドイベント限定のため割愛させていただきましたが、上記のような考え方はオウンドメディア担当者様がすぐに実行できることも多く含まれていたかと思います。Twitter運用の参考にしていただければ幸いです。
はてな営業部では引き続き、ゲストをお招きした無料セミナー、ビジネスブログを活用した情報発信、「導入企業同士の情報交換の場」「コミュニティの育成」を通じて、担当者の負担を軽減・効果を最大化するお手伝いをしていきます。
はてなブログMediaについて
はてなが10年以上のサービス運営で培った技術力・ノウハウが詰まったオウンドメディア専用CMSです。
編集者・管理者が直面しがちなさまざまな課題を解決できます。
オウンドメディアの新規立ち上げをお考えの方、運用中で現在のシステムに課題を感じている方はぜひ一度ご相談ください。
また、システムだけでなく戦略設計から記事の制作、集客まで幅広くお手伝いが可能ですのでオウンドメディア運営でお悩みの方はご相談くださいませ。