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サブディレクトリ運用への移行でPV3倍を実現した「マネ育チャンネル」事例 - はてなブログMedia導入企業向け勉強会レポート

はてなでは、オウンドメディアのトータル支援「はてな MediaSuite」やオウンドメディアCMS「はてなブログMedia」の導入企業様にご案内するためのクローズドイベントを定期開催しています。

本記事では、先日開催したクローズド勉強会にて共有いただいた株式会社外為どっとコムのオウンドメディア「マネ育チャンネル」での取り組みについてご紹介します。

「マネ育チャンネル」について

https://www.gaitame.com/media/

外国為替取引サービスを展開する株式会社外為どっとコムでは、2019年8月よりオウンドメディア「マネ育チャンネル」を運営しています。

以前は「外為情報ナビ」というサイト内で会員向けのプレミアム情報として提供していたもの変更し、会員以外のどなたでも閲覧できるようにしたメディアが「マネ育チャンネル」です。現在は、「マネーを育てる」をコンセプトに、FX・投資を学べるコンテンツをはじめ、トレードアイデアを磨くコンテンツや、プロのノウハウを活かすFXレポートなどを発信する投資情報サイトとして運営し、1日平均で10記事程度発信しています。

はてなでは、ローンチから約10か月経過したころ、株式会社外為どっとコム 営業部 課長 川崎成倫様に、リニューアルの狙いや、メディアの目的などについて、お話を伺いました。

www.hatena.ne.jp

このたび、導入企業様向け勉強会にて、「マネ育チャンネル」の成長を支えた施策のひとつである「サブディレクトリ移行」について、川崎様より移行の経緯やその後の効果などについて発表いただきましたので、以下よりご紹介します。

サブディレクトリ移行前の課題

検索エンジン経由での新規読者の獲得や、若年層へのアプローチを狙いとしていた「マネ育チャンネル」では、リリース以降、PV/UUともに順調に成長を続けてきています。

この成長には、2021年9月に実施した、サイトのサブディレクトリ運用への移行が大きく貢献したとのことです。

当時の3つの課題は以下の通りです。

  • リリース以降順調にPVを伸ばしてきたものの100万PVの大台を突破できずに停滞が続いていた
  • 「お金」に関わる情報を扱うサイトとしてGoogleから信頼性の高いサイトであると評価されうる施策が必要であったこと
  • サービスの本体サイト(https://www.gaitame.com/)とのコンテンツの重複やすみ分けの整理が不十分だった

これらを解決するための施策として「サブディレクトリ運用」への切り替えが実施されました。


サブディレクトリのメリット

本体サイトとオウンドメディアがそれぞれのドメインで運用されている場合、Googleなどの検索エンジンは、それらを別々のサイトとして認識します。

更新頻度の高い記事型のオウンドメディアを本体サイトのサブディレクトリで配信することで、本体サイトとオウンドメディアが同一のサイトと認識されます。同一サイトになると、本体サイトが設置されたドメインの価値による恩恵を受けやすくなるだけでなく、オウンドメディアの良質な記事による本体サイトの価値向上も考えられます。

参考:企業オウンドメディアをサブディレクトリで配信するべき理由やメリットについては以下で詳細をご紹介していますので、ぜひご覧ください。
blog.hatenablog.com

オウンドメディアCMS「はてなブログMedia」を採用している「マネ育チャンネル」では、「はてなブログMedia」の機能を用いてテスト工数を含めて約2か月で移行が完了しました。

移行を成功させるポイントとしては、サイト設計者やインフラエンジニアとの情報整理および事前に移行後のイメージをすり合わせておくことが重要と説明しました。

サブディレクトリ移行後の効果

「マネ育チャンネル」では、移行直後から以下のような効果が出たと言います。

  • Googleニュースでの採用率が上昇
  • 検索経由の訪問者数が約3倍に

これにより、PVの停滞を脱し、目標とするPVを達成するとともに、サイトの信頼性向上の影響もあり、ベースラインの引き上げがなされたとのことです。

ほかにも、Twitterアカウントの活用、外部メディアへのニュース配信、Googleニュースのパブリッシャーセンターへの登録、既存会員に向けたコンテンツの案内などの施策が有効であったと紹介しました。

おわりに

今回は「はてなブログMedia」を採用いただいているオウンドメディア「マネ育チャンネル」での集客施策事例をご紹介しました。はてなブログの法人プラン(「はてなブログMedia」「はてなブログBusiness」)でも、SEO・アクセス解析・メディア認知のパフォーマンスが向上する施策として、サブディレクトリでのメディア運用を推奨しています。ご興味をお持ちの方は、ぜひお問い合わせください。

www.hatena.ne.jp


はてなでは今後も、どなたでもご参加いただけるセミナーに加えて、顧客向けのクローズドイベントも定期開催してまいります。本ビジネスブログでも、紹介してまいりますので、ぜひご覧ください。

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